XMtradingは外国為替がメインの会社になりますが、取り扱い銘柄は外国為替だけでなく、株、仮想通貨、貴金属、エネルギーなども取り扱っているのです。ここではエネルギーの取り扱い銘柄とその特徴について記事にしています。
エネルギー一覧
エネルギーの一覧は以下の通りになります。
Symbol | Name |
BRENT | BRENT原油 |
GSOIL | ロンドン軽油 |
NGAS | 天然ガス |
OIL | WTI原油 |
OILMN | WTI原油ミニ |
BRENT原油
ブレント原油はノルウェーとイギリスの間にある北海から取れる原油です。原油銘柄の中でもメインのひとつとされており、良質な軽質油と言われています。ブレント原油が連動して、ヨーロッパやアフリカ、中東の豊富な精製石油の価格が変動していく傾向があります。ブレント原油は硫黄成分が少ない軽質の油です。
ロンドン軽油
ロンドン軽油は原油を精製した後の軽油を対象としています。精製という工程を挟んでいるため、原油に比べると価格が10倍以上高く設定されているという点には注意が必要です。ロンドン軽油は値動きの癖として原油と同じ動きをする傾向にあります。ただし稀に大きな動きも起こるため注意が必要です。
天然ガス
ロシアで採取された天然ガスを指します。天然ガスはロシア以外でも中東や北欧等で採取されますが、ロシアのシェア率が圧倒的です。ロシアは現在世界で戦争を起こしているため、天然ガスのトレードは大きな値動きが起こる可能性も秘めているため、政治ニュースなどは随時取得していかなければならないのです。
WTI原油
WTI原油はウェスト・テキサス・インターミディエイトというアメリカの西テキサス原産の原油の総称です。アメリカ国内で産出される原油の6%を占めており、世界でも1~2%を占めているため、かなりメジャーな銘柄です。WTI原油は硫黄分が少ないため、ガソリンや灯油への精製に向いていると言われています。
WTI原油ミニ
WTI原油ミニはWTI原油の1ロットあたりの取引量を減らしたものです。WTI原油は1ロット=100バレルで取引されるのに対して、WTI原油ミニは1ロット=10バレルで取引きされます。つまりこの銘柄は少額取引やお試し取引から開始したい方にはとても向いているため、リスクも低く抑えられるのが特徴と言えるでしょう。

原油取引のルール
XMTradingにおける原油取引には以下のようなルールがありますので抑えておいてください。
24時間トレード可能
原油取引は1日1時間の休場時間を除く24時間はトレード可能となっており、限月と呼ばれる決済期限が決められているため、1か月ごとに決済期限となり強制決済が行われます。限月とは「この月までに保有しているポジションを決済しなければならない」という期日のことを指します。
レバレッジと必要証拠金
レバレッジは銘柄によって異なります。最大レバレッジは以下のようになっています。そしてそれによって必要証拠金も変わってきます。
Symbol | Leverage | margin requirement |
BRENT | 66.6 | 100$ |
GSOIL | 33.3 | 66$ |
NGAS | 33.3 | 87$ |
OIL | 66.6 | 95$ |
OILMN | 66.6 | 9$ |
取引時間
取引時間は銘柄によって差がありますので注意が必要です。日本時間を元に銘柄ごとの差を記載しています。
Summer Time | Winter Time | |
OIL・OILMn | 7:05~5:55 | 8:05~6:55 |
---|---|---|
BRENT | 9:05~6:55 | 10:05~7:55 |
GSOIL | 9:05~6:55 | 10:05~7:55 |
NGAS | 7:05~5:55 | 8:05~6:55 |
スワップポイント
原油には利息や配当が付くことが無いため、単純に売買の差額のみが利益となります。同時にスワップポイントなどもありません。また株式投資などでは配当がありますが、原油には配当金なども一切ありません。
スプレッドが広い
XMTradingではよくスプレッドが広いと言われていますが、エネルギーの場合は特にその傾向が顕著になります。スプレッドは最低でも4pips~5pipsもあるため、利益を出すまでのハードルが高いのがネックです。そのためスキャルピングトレードではなく、デイトレードやスイングトレード向きと言えるでしょう。
コメント